六地蔵の役割
5月12日(火)
こんにちは、5月に入りGWが明けてから
すっかり暑くなってきましたね(´-`)☀
これからさらに暑い夏がやってくるのかと思うと、恐ろしいですね…
さて今日は、六地蔵についてお話したいと思います。
六地蔵とは六体のお地蔵さんが並んでいることを指します。
お墓に並ぶ六地蔵ですが、これには
あの世へと旅立つ方を六地蔵のご加護によって守って
もらうといった信仰でもあります。
また、六地蔵の”六”とは六道輪廻の六のことです。
人間が繰り返す六つの世界のことを表し、
地獄道・餓鬼道・畜生道 修羅道・人間道・天道のことです。
前者3つを悪道 後者3つを善道といいこの六つの道で
それぞれ迷い苦しんでいる人々を救うのが六地蔵だと言われています。
それぞれ名前と持ち物にも意味があります。
写真左から
■護讃地蔵尊(放光王)・・・餓鬼道を救う宝珠
■破勝地蔵尊(金剛幢)・・・畜生道を救う宝印
■弁尼地蔵尊(金剛宝)・・・人間道を救う除蓋障
■讃龍地蔵尊(金剛悲)・・・修羅道を救う持地
■不休息地蔵尊(預天賀)・・・地獄道を救う壇陀
■延命地蔵尊(金剛願)・・・天上道を救う日光
並び方は、地域やその場によって様々のようです。
いかがでしたか?それぞれに意味があり
よく見てみるとお地蔵さんのお顔も一つ一つ違うので
お墓参りやお寺で見かけたらよく見てみるのもいいかもしれませんね。